joojiが旅立ってからもうすぐ半年が経とうとしています。
彼との時間は本当に短く、他のスタイリストの方やご友人の方と比べるとおこがましいのですが、最後までline等でやり取りをさせて頂いたということで、メッセージを書かせて頂けることになりました。
是非皆さんにお伝えしたいことは、ブリーチをアジア(特に日本人)の髪質を理解した上で使いこなす彼の知識・経験・クリエイティブセンスは、日本の中に留まるものではないということです。
彼が旅立った数か月後、シュワルツコフの大きなイベントとセミナーの為に、グローバルクリエイティブディレクターのサイモン・エリス、グローバルアンバサダーのレスリー・ジェニソン、タイラー・ジョンソンの三人が来日しました。
そこで、joojiの作品を見せた所、ヨーロッパの大きなヘアショーのレベルであると言い、
“今から会いに行く!!”、
“今週のイベントに何故彼は出ないんだ?”
と興奮した口調で聞かれたのです。
彼らが状況を理解した後も、日本の美容を進化させるチャンスだったのにと悔しがっていたのが未だに記憶に残っています。
Jooji、貴方の作品は世界にまで評価されましたよ。
後は他の美容師さんがこのHPを利用し、貴方を追いかけ、そして追い抜く事が大事ですよね。
出来る限り、それを応援します。
若い美容師の成長を見守って下さい。
合掌
金井博之
ヘンケルジャパン代表取締役社長